給料もあがんねぇし、節約するしかねぇな

給料なんてあがらんし、入ってこなければ、出るのを減らすしか策がねぇのよ。

救急車

まず、ばあさんが足が悪くて、その手術で入院しました。で、色々あって嫁さんに、じんましんがでてます。

私はと言えば、長患いしとる病気が有りますが、薬で抑えられるもんなんで、まぁ、とりあえず、日常生活に支障は無いわけですが、これだけ短期間に家族に色々ありますと、明日は我が身かな、と。
若くもねぇし、気をつけねぇとなと。

で、どう気をつけるのか、ってのがさっぱりわからんわけで。

思い起こせば、これまで大病を患ったこともなく、のほほんと生きてきたと言えば、そんな感じで、今夏は、健康については考えるいい機会かな、なんて、思ってたら思い出した事が1個あって。私が初めて救急車に乗った話。


結婚してしばらくたった頃だったか。腰が痛てぇ、なんて言ったら、嫁さんが整体を紹介してくれるわけです。嫁さんがちょいちょい通っとる整体で、なかなか良いって言うんです。
特に、なんとかちゃん、って、女の子の腕が良いから、その子を指名しろ、なんて事まで教えてくれて。ただ、その整体は、初診は院長ってのが対応すると。で、その院長ってのがイマイチだと。嫁さんはそこまで把握しとるわけ。結構その整体、通い倒してるのね。

とにかく初診の院長さえ我慢して、次から、なんとかちゃんを指名すればいい、ってな段取りを嫁さんに指示されて、いざ初めての整体へ。

整体に着いて、最初に思ったのは、
「年寄りしかいなぇな」と。

たまたまなのか、客に年寄りしかいないタイミングで、院長ってのが登場。

この院長ってのが、シュッとした男前なわけ。で、なんか色々質問に答えて、じゃあ、ベッドに寝てくれと。

こっちも整体ってのが初めてだし、言われるがままに寝っ転がって、腰の辺りを、あーじゃない、こーじゃない、なんつって、最後に股関節やりますと。
で、こいつは少し痛いですが、なんて言われても、こっちも本当に初めてだから、どうど、なんて言ってたら、コントみたいに股関節をギューン、ってすんすよ、ギューンって。年寄りしか来てなかったから、若い方なんで、いつもより多めにいっときましたよ、ってくらいに。

初めてだから整体ってのが良くわからんし、お会計して、店出で、ただ、良くわかってるのは、整体来る前より明らかに腰が痛いってこと。

家帰って、どうだった、なんて嫁さんに聞かれて、ギューンってのが凄い痛いんすけど、なんて言っても、嫁さんはギューンってやられたこと無い、なんて言うし、あの男前いつもよりはりきりやがったな、なんて思ってたら、どんどん腰から股関節の辺りが痛くなってきて。

整体ってこういうもんで、一回痛くなってそれからすぅーっと痛みがひくんすかね、なんて思ってたら、これ以上痛くなったら自力で立てなくなるな、ってとこまできて、で、救急車呼びました。嫁さんも、その痛みはおかしいから、とにかく痛み止めをもらってこいよと。

で、病院に搬送されるんすけど、夜中だったもんで、搬送先の病院に研修医みたいな若いのしかいないわけ。取り急ぎ、痛くなった整体での経緯を説明して、ギューンのとこも漏らさず説明しました。で、若い研修医が、まず検尿お願いします、って、紙コップ渡してくんの。内側のラインのトコまで、尿をお願いします、って。

ギューンが原因なのになぜ尿なのよ、って思いながら、いよいよ歩くのもヤバェって位の激痛のなか、トイレ行って、尿を出したいんだけど、まず、ズボンのチャックを下ろすのが凄いしんどいわけ。なんせその辺が凄い激痛で、少しでも動かすとメチャクチャしんどいわけです。

ぜってぇ尿は関係ねぇよ、と。あの時のギューンが原因なのよ、と。いいから痛み止めをくれよ、と。

でもとりあえず尿を絞り出すわけで。コップの内側のラインまでなんとか出して、また激痛のなかトイレから若い研修医のとこに戻って。

で、その若いのが、ちょっと調べてきます、なんっって、そのコップ持ってどっか消えるわけ。別の部屋に尿を調べるなんかがあんだろうけど。

ですから尿は関係ないんすよ。ギューンが原因なんすよ。とにかく痛み止めが欲しいんすよ。

で、若いのが戻ってきて、尿は問題ないですね、だって。

だから、尿は関係ないのよ。ギューンなのよ、原因は。
そこら辺も最初に説明したし。

で、それからレントゲンやらなんやらやられて、その辺も絶対関係無いって思いながら耐え抜いて、その若いのに、良くわかんないので、昼に担当医師が来るんでまた来て下さいって言われてんのも、もうどうでも良くて、とりあえず痛み止めを出しときます、って言って渡された痛み止めの錠剤をどれ程待ってたか。

痛み止めもらって、家まで我慢出来ず、ちょっとすいません、なんつって、もらったその場で1錠飲むんだけど、若いのが錠剤そのまま飲んだら胃が荒れますよ、なんつって、水もって来てくれんだけど。

水入れて渡されたのがさっきの検尿コップ!


8/18 1320円 昼飯と飲み物

8月合計 35496円

根本的解決

私の嫁さんは、日常生活に決まったパターンがあり、それがズレると、本人も若干乱れると言うか、なんと言うか、って話は、前々回書いた通り。

私の夏休みも終わり、本日から仕事ですが、この私の夏休み期間中に、嫁さんに、じんましんが、でました。

本日木曜なんで、火曜の夜に体が痒いと言い出して、一晩中うなされて、何が出んのかと思ったら、じんましんでました。

小さい子供、特に母乳あげとる子供がいる家庭は共感してもらえるのかどうかわかりませんが、母乳に影響が出るのを嫁さんが心配して、薬を飲まずに頑張って、で、頑張りでどうにかなるもんでもなく、水曜に、私が買ってきた薬を飲んだり塗ったりして、一時的に回復しましたが、やはりダメで、本日の夕方、病院に行きますって連絡ありました。

さらっと調べただけですが、じんましんになる要因は、食べ物が体に合わなくて、ってパターンがメジャーがもしれませんが、実際のとこ、要因はハッキリとはわからないと、ネットにかいてありましたが、

俺にはわかっとる。
はっきりと要因はわかっとる。
ルーティーンが崩れたからだ。

で、ネットには、じんましんになったら、安静にして冷やせ、とか、ヒスタミンがどうとか、色々対処法が書いてあるわけで。



何か問題が発生した場合、とりあえずごまかして済ましてしまうが、根本的な問題点は何ら解決していないって事があります。いや、私のこれまでを振り返ってもそんな事ばっかりで、そういった局面で都度都度きちんと対処しておけば、こんな給料じゃねぇんじゃねぇのかな、とも思うわけです。

嫁さんじんましん問題において、医者に行って薬をもらうのは、その場しのぎの、対処的な解決方法なんではなかろうかと。根本的な解決にならんのではないかと。

って話を嫁さんにしたら罵倒されたんで、とりあえず医者には行って薬はもらうみたいですが、せめて、嫁さんの今後の為にも、私のなかで根本的解決をはかるわけです。

で、色々考えた結果、ばあさんが入院したからだ、って結論になってしまいました。帰って嫁さんに塗り薬塗ります。

8/17 849円 昼飯と飲み物

8月合計 34176円 暗算してるから違うかも

8/11~8/16

おそらくこの夏休み期間は、2万ぐらい使ったと想われます。忙しすぎて、細かく把握出来ませんでした。この辺のゆるさが、今後の課題かもしれんな。

旅行に行く経済的余裕もなく、今年の夏は雨続きで、遠出もしてないのに、生きていくには金が掛かる、と、しみじみ思うわけです。

いったい何を節約すればいいんだかなぁ。
無駄遣いしとるつもりもないんだがなぁ。

8月合計 33327円

夏休み

私は家では子守りしかしません。休みの日に子供を遊びにつれてったり、家に帰りゃあ、飯を食べさせて、歯みがきさせて、子供と寝るだけ。

世の中のお父さんなんて、そんなもんかもしれませんが、本当にそれ以外はやらないのです。

自分で自分の服を出しません。飯は一切準備しません。洗濯とかも一切やりません。

結婚したばかりの時は、少しは家事をやりましたが、まず、嫁さんのお母さん、義母、うちでの呼び方は、ばあさん、が、飯を作るもんで、立ち入る隙はそもそも無いわけ。飯の片付けもばあさん担当。洗濯は嫁さん担当になり、じゃあ、掃除かと、お父さんは掃除担当かと。

で、掃除してたの時期もありましたが、嫁さんに言わせると、何かが違うと。お前の掃除は掃除ではないと。

これまでの歩んできた道程、生活習慣、全て違うもんが一緒に暮らし始める結婚。ケンカし、言い争いし、涙し、わかりあって、なんて過程を乗り越えて二人の関係が深まるんすかね。

そんな話し合いをした記憶なんて一切無いですが、結果だけ言うと、全てが嫁さんのこだわり通りとなり、私に何ら権限が無くなってしまいました。

こんな風に言うと、すんごい鬼嫁のようですが、普通にかわいい嫁さんで、ただ、強いこだわり、というか、日常のルーティーンがあって、それが崩れると若干荒れるかなと。邪魔をするな、と。お前のやり方は私のルーティーンとは違います。とにかく私のルーティーン通りにしてくれ、というようなやり取りがあって。

家に帰ると、まず風呂に入るのですが、風呂から出ると、決まった場所にバスタオルが置いてあって、そいつで体を拭きますと。で、リビングに行くと決まった場所にパンツが置いてあり、それをはきます。ふと、テーブルを見ると晩飯がテーブルに置いてあり、それをモソモソ食べて、なんだかテレビでも見っかな、なんて思うと、あらやだ、リモコン取りやすいとこに置いてあるじゃない。で、そろそろ寝っかな、なんて、思って洗面台に行くと、歯ブラシ置いてあります、歯みがき粉付きで。

ルーティーンにこだわる嫁さんが、ルーティーンから逸脱しないように、私の家での生活の全てを準備するようになった。


そんなある日、いつものとこには置いてあるバスタオルで体拭いて、ふと見ると、パンツがねぇなと。どう見てもパンツ置いてねぇなと。嫁さんが出し忘れたらしく、そんな日もあるよな、なんつって、自分で出したパンツ穿いたら、嫁さんに凄い怒られました。そのパンツじゃねぇよと。今日穿くのは、そのパンツじゃねぇよと。

穿くパンツの順番にもルーティーン


こんな生活を10数年続けてきました。嫁さんのルーティーン通りの生活を10数年送ってきました。先日飯と片付け担当のばあさんが入院してしまいました。ルーティーンががっつり崩れとる。
で、明日から私、夏休みなんですが、このばあさんは無しの、アウト・オブ・ルーティーンな状況で、無事に夏休み過ごせるのか。今からワクワク感で震えてる。家が爆発すんじゃねぇかな。

8/10 1229円 昼飯と飲み物

8月合計 13327円

ばあさん①

あと何年かすると、私が実家で自分の親と暮らした時間より、ばあさんと暮らす時間の方が長くなる。

結婚してから、ばあさんとも一緒に暮らす様になったのは、特に深い理由なんてなくて、ただ嫁さんちが賃貸だったんで、そのままばあさんも連れてきたってだけで。

こっちは日中仕事でいねぇし、あんまり気使うタイプでもないもんで、特になんの問題もなく暮らしてこれたのは、多分ばあさんが結構、気使ってたんだろうな。

子供ができりゃあ、ばあさんが離乳食作って、幼稚園のお迎えいって、いつからか子守り全般がばあさんの仕事になってたのは、やっぱりばあさんが気使ってたんだろうな。

そんなばあさんが、膝が痛い、って言い出してからわりと短時間で動けなくなった。歩いても2センチずつ位しか進めんわけです。で、一度座るとなかなか立ち上がれなくなった。金が溢れるほどありゃあ、直ぐにでも手術させんだけどな。ばあさんもなかなかの変わり者で、病院嫌いだし、ズルズル先伸ばしになっとったわけで。


その日の夕食も皆でちゃぶ台囲んで食べてて、ばあさんも座って、一番下のチビに飯をあげてました。

ふと見るとそのチビのオムツがパンパンなわけです。どんだけ吸い込んだんだ、って位、オムツのポリマーがチビの小便吸い込んどるわけ。

昔のオムツ事情は知りませんが、少なくとも今のオムツはかなり優秀で、結構吸います。大分吸い込みます。

ただ何事にも限度があって、ある臨海点に達すると、全てを放出します。ちょっとにじみ出る、って感じじゃなく、破裂、ってぐらい溢れ出てきます。

ポリマーにしたら、
「もう、よくね、俺ら充分頑張ったんじゃね」
って感じ。
こっちも、
「お前ら、良くやったよ、もう十分頑張ったよ」
なんて励ましたくなるほど。

臨海点がちかいな、と。チビのオムツの臨海点がかなり近いなと。ばあさんが気付いたわけです。

新しいオムツを取りたいんだけど、ばあさんの手の届くとこにはオムツが無いわけ。昔なら自分で取りに行ったんだけど、今は膝が痛てぇわけ。2センチずつしか進めねぇし。

で、取りたいオムツに一番近いとこで、うちのボウズが飯を食ってるって状況で、

ばあさん「ボウズ君、チビのオムツとって」
ボウズ 「今俺、しじみ食ってるから」
ばあさん「はぁ? いや、だからオムツとって!!」
ボウズ 「だから、俺、今、しじみ食ってるから」

その日の晩飯は不幸にもしじみの味噌汁でした。うちのボウズはしじみの身を、指でこじって食べてて、要は、手がベチョベチョだからオムツなんか取れねぇよ、って言いたいのだが、言い方が雑なのは、ボウズも反抗期だから。

で、オムツ、しじみ、オムツ、しじみ、って禅問答の様なやり取りがどれくらい続いたんだかな。臨海点に達したのは、オムツじゃなくて、ばあさんだった。

一番座ったら立ち上がれないばあさんが、2センチずつしか進めないばあさんが、すっ、と立ち上がって、ボウズの頭を、パチコーン、とひっぱたいた。
あんなにうつくしい平手打ちを私は知らない。

「オムツしじみ事件」を境にばあさんはいよいよ動けなくなり、昨日入院して、さっき手術が成功したって嫁さんから連絡ありました。

ばあさん、頑張ったな。気使わず、早く帰ってこいよ。

8/8 470円 暑すぎで飲み物

8月合計 12107円

Gパン

気づいたらGパンの後ろに穴が開いてました。

中学か高校の頃からはいているので、かれこれ20年ぐらいは、はいてる事になりますが、デニム生地もボチボチ限界のようです。右足の膝部分が擦りきれた時点で何らかの対処が必要だったわけで。
デニムがその時点で悲鳴をあげとったわけです。

無理だよ、と。20年は無理だよ、と。
ダメージ加工じゃないよ、ダメージだよ、と。

まず、このGパンがはきやすいってのが大前提。で、気安く服を買える経済的環境じゃ無いってのが次の理由。服なんて買うなら、子供と100円のゲームでもやっかな、なんてやってたらいよいよケツが破けました。

ケツが破けた、なんて言うと、おしりの股部分がバッサリ裂けた様に聞こえますが、
ももかな、ギリ、太ももの裏かな、って部分がすこーし裂け始めたわけで。

これはおしゃれだ、と。ダメージ加工なんだと、思い込もうと努力して、どれ位たったかな。

いよいよ穴のサイズやばくなってきましたが、捨てるには忍びないのです。何せ20年の時を共にしたのです。一緒にあんな事や、こんな事もした相棒なのです。

で、こいつをなんとか残せんかな、と。我がGパン君をどうにか捨てずに残せんかなと。出来ればこのまま、また、あんな事や、こんな事もしていきたいなと。

ランドセルってのは小学校6年間使うもんで、6年間苦楽を共にするわけ。お辞儀して中身をぶちまけたりなんてのもあって。

そんなランドセルを、小学校卒業と同時に捨てるのもなんなんで、卒業記念にランドセルを小物に加工する、ってのを聞いたことがあったわけ。ランドセルを小銭入れとか、ペンケースとかに再加工して再利用するわけです。姿、形、は変わってもまた一緒にいられるね、なんつって。

そんなの出来んかな、と。Gパンとしてはもはや絶望ですが、他のもんではまだまだいけんじゃねーかな、と。

一番上の娘が、わりと女子力高めで、お裁縫が好きなわけです。私の弁当箱の巾着袋は彼女が作ってくれたもんです。それを思い出した。

私「おとーさんのGパンのケツが破れてまいりまして」
娘「で、なに」
私「こいつとは20年来の親友でして」
娘「で、なによ」
私「こいつの使える部分でペンケースかなんか作ってくんねーかな」
娘「汚ねーから、やだ」

あっさりです。女子力より反抗期。

どうにもならず、買い換えるのも忍びないし、なんとなくはきつづけて、いよいよやばいと。おしゃれのレベルを越えとる。かなり前衛的なスタイルになってきてるわけです。

で、さっき駅の階段で、後ろからパンツ見えないように、無意識にカバンでおさえてたのに気がついてしまいました。女子高生とかが階段登るとき、パンツが見えないようにスカート押さえる、あれです。それをおっさんが無意識でやってました。

こっちの女子力が上がってる。

8/8 476円 飲み物 アイス

8月合計 11637円