給料もあがんねぇし、節約するしかねぇな

給料なんてあがらんし、入ってこなければ、出るのを減らすしか策がねぇのよ。

Gパン

気づいたらGパンの後ろに穴が開いてました。

中学か高校の頃からはいているので、かれこれ20年ぐらいは、はいてる事になりますが、デニム生地もボチボチ限界のようです。右足の膝部分が擦りきれた時点で何らかの対処が必要だったわけで。
デニムがその時点で悲鳴をあげとったわけです。

無理だよ、と。20年は無理だよ、と。
ダメージ加工じゃないよ、ダメージだよ、と。

まず、このGパンがはきやすいってのが大前提。で、気安く服を買える経済的環境じゃ無いってのが次の理由。服なんて買うなら、子供と100円のゲームでもやっかな、なんてやってたらいよいよケツが破けました。

ケツが破けた、なんて言うと、おしりの股部分がバッサリ裂けた様に聞こえますが、
ももかな、ギリ、太ももの裏かな、って部分がすこーし裂け始めたわけで。

これはおしゃれだ、と。ダメージ加工なんだと、思い込もうと努力して、どれ位たったかな。

いよいよ穴のサイズやばくなってきましたが、捨てるには忍びないのです。何せ20年の時を共にしたのです。一緒にあんな事や、こんな事もした相棒なのです。

で、こいつをなんとか残せんかな、と。我がGパン君をどうにか捨てずに残せんかなと。出来ればこのまま、また、あんな事や、こんな事もしていきたいなと。

ランドセルってのは小学校6年間使うもんで、6年間苦楽を共にするわけ。お辞儀して中身をぶちまけたりなんてのもあって。

そんなランドセルを、小学校卒業と同時に捨てるのもなんなんで、卒業記念にランドセルを小物に加工する、ってのを聞いたことがあったわけ。ランドセルを小銭入れとか、ペンケースとかに再加工して再利用するわけです。姿、形、は変わってもまた一緒にいられるね、なんつって。

そんなの出来んかな、と。Gパンとしてはもはや絶望ですが、他のもんではまだまだいけんじゃねーかな、と。

一番上の娘が、わりと女子力高めで、お裁縫が好きなわけです。私の弁当箱の巾着袋は彼女が作ってくれたもんです。それを思い出した。

私「おとーさんのGパンのケツが破れてまいりまして」
娘「で、なに」
私「こいつとは20年来の親友でして」
娘「で、なによ」
私「こいつの使える部分でペンケースかなんか作ってくんねーかな」
娘「汚ねーから、やだ」

あっさりです。女子力より反抗期。

どうにもならず、買い換えるのも忍びないし、なんとなくはきつづけて、いよいよやばいと。おしゃれのレベルを越えとる。かなり前衛的なスタイルになってきてるわけです。

で、さっき駅の階段で、後ろからパンツ見えないように、無意識にカバンでおさえてたのに気がついてしまいました。女子高生とかが階段登るとき、パンツが見えないようにスカート押さえる、あれです。それをおっさんが無意識でやってました。

こっちの女子力が上がってる。

8/8 476円 飲み物 アイス

8月合計 11637円